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あらゆるスポーツの大会や発表はもちろん、新しい用具の展示会など、人を一か所に集めてお披露目をする機会は完全に奪われた。そればかりか、行政が税金を投入して設置した公共施設である公園や山や海や川や野原や草原という自然環境の中でさえ「 #人が集うこと自体が危険だ 」と考える人々によって、エクストリームスポーツだけではなく、スポーツ全体の練習の場、活動の場、活躍の場が全て無くなった。
 
この状況に陥ったのは、#新型コロナウイルス の発生が主原因だが、一度でも「 人が集うこと自体が危険だ 」と考えるようになった人々の不安感や心はそう簡単には解消しない。
 
そう考えると、あらゆるスポーツの復興には数年単位の時間がかかる。また、それがいつ再開できるか保証もない。
 
相撲や野球やサッカーのように商業的にも成功していて、長い歴史と実績があるからといって、スポーツという括りの中では例外とはならない。今すべてのスポーツが、かつてのスケートボードのように邪魔だと言われ、来るなと言われ、禁止され阻害され排除される対象となっている。
 
人類にとって、今後もスポーツは必要であると考え、今後もスポーツを続けたいと考えるならば、その利用場所を確保することはとても重要だ。
 
例えば利用音が騒音とならないよう、郊外の大きな土地を購入して、自宅の庭に Wave Machine や Wave Pool を設置したり、スケートパークを設置したり、バスケットコートやテニスコートを設置したりしてドメスティックな場所を作ることでしかスポーツの存続は難しいかもしれない。
 
今後もスポーツで食べていくためには、それらのスポーツを撮影し、その映像を配信して有料視聴してもらうことによってマネタイズするなど、様々な可能性が考えられるが、スポーツの在り方や捉え方そのものが、これから5年以内に大きく変わるだろう。
 
このような改革は、音楽や演劇や舞踏、絵画や彫刻などの芸術分野にも同じことが起こる。
 
毎日使わなければ日々落ちていく筋肉や技術をただただ眺めて感傷に浸っている場合ではない。
 
さぁ、近い将来、遠い将来、あらゆる可能性のある将来を見据えて、動きだしたいと考える人はお声掛けください。
 
出来る限り知恵を出し合って共に生き残りましょう!