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千葉県大網白里市では2016年5月21(土)に向けて、大網白里市および大網白里市教育委員会 生涯学習課スポーツ振興室が主催する「ビーチラグビー・イベント」の開催準備が白里海岸で進められています。

—2016年5月18日加筆—

市行政による身勝手な振る舞いである事が発覚しました。

本来自然公園内における整備・開発(今回の砂浜の砂の掘り起しや重機乗り入れ)は千葉県への正式な計画の申請等が必要であり、今回は千葉県へ申請無くし て、大網白里市が主催するビーチラグビーというイベントが目的とはいえ勝手に砂浜の整備をしたことは極めて遺憾であり、千葉県より厳重注意の経緯報告と今 後の対策について報告を大網白里市に要請しました。

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普段から白里海岸を利用しているエクストリームスポーツ利用者(サーフィン・ウインドサーフィン・カイトボード等)は「白里海岸造成工事」の知らせを”ビーチラグビー協会からのメール”で知ったとの事。

ビーチラグビー・キッズ講習会を開催します!
平成28年5月21日(土曜日)午後1時30分~/白里海岸北側駐車場前

ビーチラグビー「大網白里大会2016」を開催します。
平成28年5月22日(日曜日)午前9時30分~/白里中央海岸


この状況は、大網白里市と大網白里市教育委員会が主催する”ビーチラグビー”を行う際に「貝殻が危険」という理由で行政が進めているとの事でした。

大自然を相手にしているエクストリームスポーツ利用者から見れば「自然破壊」と受け止められてしまう可能性も大いにあります。

例えば今回この問題をエクストリームスポーツ連絡協議会として、白里海岸ローカルよりも外側の立場で考え、今後どのように行政と調整すれば白里海岸ローカルと行政およびビーチラグビー協会間の意思疎通が出来るだろう? と考えた場合、普段から各地方公共団体の教育委員会 生涯学習課スポーツ振興課に伺い、ご担当頂く公務員の方と話す機会が多いという経験的アドバイスですが、まず最初に確認したいのは「白里海岸ローカル・エクストリームスポーツ利用者団体」(本気で動ける人1人でも充分です)が有る事と、その団体が【大網白里市 教育委員会 生涯学習課スポーツ振興室】に認知されている事です。一番大切なのは行政に認知されていて行政との信頼関係が築けているかどうか? という、その一点だけです。

また「白里海岸ローカル・エクストリームスポーツ利用者団体」の代表となる人物は、特定のスポーツショップのオーナーやエクストリームスポーツを生業としている人では公平性の観点から説得力がありません。一般のエクストリームスポーツ利用者(商売としていない人)が適任です。と言いますのも、ショップ単位のビーチクリーンやゴミ拾い、草刈なども、傍から見ればその地域を支配しようとしているんじゃないか? と映ることも考えられますので、それではローカルの収拾がつきません。一般人でエクストリームスポーツに理解を示してくれる人を選ぶことが一番早い解決です。又は、NPO法人を作って、白里海岸エクストリームスポーツ利用者協会として、各種異種競技者を交えた団体を作ることが出来れば、その協会員の中でショップオーナーが選ばれたとしても、定款で定められた理事会で選任された場合は公平性が保たれますので、行政との信頼関係も築きやすいです。

元々白里海岸は誰の物でもありませんから、行政に認知されると言う事は、そこを占有利用したい団体が行政とイベントを開催する際に、あらかじめ何時、どのような規模でどんなイベントをするのか? 計画段階で知らせていただくお願いをすることが出来ます。

行政が恐れるのは、行政が計画主催したイベントが開催できなくなること。ですから、すでに決まってしまった大会を覆そうとすることは信頼を損ないます。

つまり、行政が様々な住民サービスとして計画している海岸イベントが、開催者も困らず滞りなく開催され「白里海岸ローカル・エクストリームスポーツ利用者団体」も、そのイベント開催に賛同できる状態にするのがベストです。そうすれば、今後は必ず計画段階で人声かけてくれると思います。

ただし、行政計画は広報誌などで発表された段階でほぼ本決まりですから、その前の段階で打ち合わせが出来るようにがんばって下さい。ちなみに、誰か一人でも本気で動く人がいて、その人をローカル皆で支えられれば必ずできます。

白里海岸ローカルの皆様。応援しています!